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日常生活指導
正座や長時間歩行、階段の上り下りなど、痛みを感じる動作はできるだけ避けるように指導します。また、杖をついて膝への負荷を軽減します。肥満による体重も負担になるので、減量により症状を緩和することもできます。かかとの高い靴も避けるように指導します。
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薬物療法
痛みを抑えるための薬物療法や、関節内にヒアルロン酸製剤を注入することで関節の動きを良くする治療を行います。
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装具療法
外側が楔状に高くなっている靴の中敷「外側楔状足底挿板(がいそくくさびじょうそくていそうばん)」で下肢の荷重軸を外側へ移動させたり、膝の外側・内側の療法から圧迫して関節の負荷を軽くする「膝装具」によって治療します。
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運動療法
大腿四頭筋(太ももの4つの筋肉)を鍛えることにより、膝関節の安定性を図り、衝撃を吸収する力の減少を防ぎます。
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関節鏡視下手術(かんせつきょうしかしゅじゅつ)
関節鏡を用いて、関節内炎症物質を洗い流したり、関節内にある断裂した半月板などの除去を行います。痛みの原因をとることはできますが、根本的な治療にはなりません。
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高位脛骨骨切り術(こういけいこつほねきりじゅつ)
骨切りを行い、変形を矯正して変性した関節に部分的に集中してしまった負荷を分散させて変性の進行を防止し、膝の痛みをやわらげ、回復させる方法です。
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人工関節置換術(じんこうかんせつちかんじゅつ)
人工関節を挿入することにより、関節機能を再建します。高齢者や重度の関節破壊を持つ人に行います。痛みが大きく和らぐ可能性が大きい治療法です。